いつか英語が話せたらいいなぁ。
どうせ英語勉強するならなるべく最短ルートでいきたいよなぁ。
そもそも忙しいから勉強する時間ないし・・・
そんなふうにお考えのあなた!
「英語コーチング」が気になっていますね?
でも高そう・・・。
ええ、もちろん高いです。
だからこそ、結果が出るのか、気になります。
そこで、「1歳児を育児中」「フルタイム会社員」という過酷な状況だった私が、実際にプログリットを受講した経験を皆さんにシェアすることで、それに見合う価値があるのかお伝えします!
0.私とプログリット
本題に入る前に、この記事の信ぴょう性をお伝えするため、私とプログリットの関係をお伝えします。
(1)プログリット受講歴(いずれもオンライン受講)
私がプログリットに申し込んだのは、ワーママ生活に慣れてきた、子どもが1歳児クラスにあがろうという頃。
もし2人目が生まれたら今より忙しくなる。だから、今のうちにやりたいことやっておかないと、と思い立って始めたのが英語学習です。
きっかけは、たまたま、Instagramを見ていて目に飛び込んて来た、どこかの英語コーチングスクールの広告。
英語コーチングやコーチングには前から興味があったのですが、そこから真剣に英語コーチングをリサーチし始め、最終的に申し込んだのがプログリットの3か月TOEICコースでした。
- 2020年3月~6月 3か月TOEICコース
- 2020年6月~12月 継続コース6か月
- 2020年12月~2021年12月 継続コース(月1回面談※)12か月
- 2021年12月~2022年12月 シャドーイング添削コース12か月【現在受講中】
※月1回面談コースは2022年4月現在は提供されていません
これだけ見ると、1年9か月も継続したうえ、まだシャドーイングもやってるなんて、「どんだけプログリット信者なん!」「盲目的すぎる!」と思われるかもしれません。
でも、だからこそ、私も「果たして投資に見合う効果があったのか?」がめちゃくちゃ気になっていました。
だから、私が自身の自己投資活動を見直したいと思ったのが、この記事を書き始めたきっかけです。
そしてきっと皆さんの役に立つに違いないと思い、公開しました。
(2)受講の成果は?
①Before(開始当初)
開始当初の当時のTOEICスコアは730。
TOEICは中高時代に培った英語力のおかげで700点を超えてはいましたが、実際にはNHK教育テレビで放送されているミッフィーのアニメを副音声で聞きとるのも難しいレベル。
海外旅行ではそんなに不自由はしませんでしたが、でも言いたいことは、まず頭の中で英文を組んで脳内練習してからホテルのフロントに話に言ったりしていました。
②After
■3か月経過時点(3か月コース修了後)
VERSANT 39→46【7点UP!】
■9か月経過時点(継続コース6か月修了後)
VERSANT 39→48【9点UP!】
TOEIC 730→830【100点UP!】
今では昼休みに海外のユーチューバーのYouTubeを英語(一応英語字幕表示つき)で楽しんでいますし、海外でよく使われているビジネス系SNSのLinkedInで英語でDMをもらっても、うろたえずに英語で返せています!
オンライン英会話でも、考えていることを言葉にできない、ということもあまりありません。
英語力に関して、ちゃんと結果はでています。
でも、得られたものは、それだけではないんです!
1.英語コーチングとは
まず「そもそも英語コーチングとはなんなのか」について解説します。
すでにしっとるわ、という方は読み飛ばしていただいて結構です。
さて、英語の勉強をしようと思っても、単語を覚えることからはじめるのか、本をとにかくたくさん読んだほうがいいのか、どの学習方法が良いのかみなさん迷いませんか?
私は、はじめたらはじめたで、大してやってないのに、すぐ他の教材も気になったりします。
英語コーチングとは、端的に言うと、「世の中あまたある”英語学習法や教材の海”におぼれるあなたを、正しい方向に導いてくれる存在」です。
スポーツ競技の「コーチ」をイメージしていただくとわかりやすいでしょう。
あなたの練習に付き添い、指導し、励ましてくれる存在。
東京大学大学院経済学研究科・経済学部教授の柳川範之さんと元400mハードルオリンピアンの為末大さんの共著「Unlearn(アンラーン) 人生100年時代の新しい「学び」」のなかで、コーチの機能として3点紹介されています。
・選手のやる気を引き出すモチベーター
・選手自身が「自分が何をしたいか」「何に課題を感じているか」を明確にするための質問者
・より上達するための技術の伝達とそれに対して選手が今どう動いているかをフィードバックする技術の伝達者
柳川範之 為末大 共著「Unlearn(アンラーン) 人生100年時代の新しい「学び」」を参考におかんがまとめ
私はこの定義にすごく共感しました。英語コーチもこれと同じです。
英語コーチングでは、具体的には、次のようなサービスが提供されています。
- 担当コーチがつく
- コーチはあなたの状態や目的にあわせて、学習計画を作成したり、勉強方法や教材の選び方、学習の習慣化についてアドバイスする。
- コーチは、アドバイスだけでなく、ペースメイクやモチベーション維持なども行う。
- コーチとは定期的にコミュニケーションをとり、アドバイスをもらう。
- コーチは、単に英語が得意なだけでなく、英語習得方法、学習の習慣化などのノウハウや、カウンセリングのスキルも備えている。
- 市販の教材やサービスを利用するところ会社もあれば、独自の教材や英会話サービスを提供する会社もある。
英語コーチングというと、「ライザップイングリッシュ」や「プログリット」などの企業を思い浮かべるかもしれませんが、個人で英語コーチとして活動されている人も多くいます。
Twitterやココナラなどで「英語コーチ」で検索するとたくさん出てきますし、フリーランスや副業で英語コーチをされている方も多いです。
そうなってくると、有象無象で選ぶのが難しいですよね。
2.プログリットの英語コーチングの概要と特徴
そんななかで、プログリットの特徴とは??
(1)担当コーチ制
プログリットも、担当のコーチがつき、あなたの特徴に合わせた学習計画の作成や学習方法の提案を行ってくれます。
コーチは選べませんが、事前のカウンセリングを通じて、あなたにあった人をマッチングしてくれます。
もし担当コーチがあわないと感じたならば、途中で変更可能とのこと。
(2)確立された独自メソッド
プログリットでは、英語でのコミュニケーションに必要な技能を分解し、それぞれの技能に特化したトレーニングを行います。
この独自メソッドについては、私がここでお話をするより、無料カウンセリングを受けていただいたほうがよいので割愛しますが、指導の土台となるメソッドは、どのコンサルタントが担当しても同じです。
◾︎おかんの視点
「英語を4技能(一般的に言われる4技能(聞く/話す/読む/書く)とは違う切り口です)に分解し、それぞれの技能に特化したトレーニングを行うことで、効率よく伸ばす」という説明には納得感がありました。「今日はこの筋肉」と決めてトレーニングを行う。筋トレでも同じではないでしょうか。
また、やる側からしても、トレーニングの目的をはっきりさせ、納得してからトレーニングを行うので、効果がでやすいです。
独学だと、どうしても、英会話オンリー、単語集オンリー、英文法オンリーなど、偏った学習になってしまいますが、全ての技能を意識的に鍛えることで、それらが相互作用を及ぼして総合的に英語力が伸びます。
これはプログリットを選んで本当によかったところ。
(3)独自教材と市販教材
プログリットでは、当初から「自習の支援」という姿勢を打ち出しており、市販の教材を用いた学習指導を行っていました。
しかし、近年では、独自の教材開発も行っています。
もともとシャドーイングだけは自社の独自教材だったのですが、最近では、独自アプリを通じて、英作文や単語の教材提供も行っています。
私の時は市販教材が中心でしたが、今はレベルや目的に応じて独自教材を中心に、市販教材と組み合わせながら指導を行っていると思います。
教材やアプリは発展途上で、随時アップデートが行われており、日に日にユーザビリティも向上し、使いやすくなっています。
教材で、特に特徴的なのが、当初から独自教材を作っていたシャドーイングです。
■シャドーイング
シャドーイングは、耳から入ってくる話者の音声を脳の中で単語として認識する練習として行います。以前は、TEDのプレゼンテーションの音声が提供されていましたが、2021年からはJapan Timesのインタビューの音声を題材にしており、最近はそれ以外にも独自のコンテンツが増えてきています。
WPM(1分あたりの単語数・TOEICはWPM150)100~200で様々な教材があり、各々のレベルに合わせて選択します。
個人的には、この題材の内容自体も楽しんでいます。
プログリットは、このシャドーイング添削のみのサービス「シャドテン」も提供しているので、教材が気になる方は、先にシャドテンで様子を見てみてもいいでしょう。
7日間のお試しもあります。
ですが、そのまえに!
無料カウンセリングだけは受けておきましょう。
なぜなら、無料カウンセリングでプログリットのメソッドを学べるからです。
プログリッドの独自メソッドを学び、シャドーイングトレーニングの目的を理解して取り組んだほうが、効果はずっと高くなるからです。
■英会話
なお、英会話は、プログリットでは提供していません。
コーチの指導のもと、プログリットが提携しているオンライン英会話サービス「ネイティブキャンプ」または「DMM英会話」と自分で契約して受講します。
担当コーチはこれらのオンライン英会話サービスの教材を熟知していますので、教材の選び方や取り組み方など、オンライン英会話に効果的に取り組むためのアドバイスは随時もらえます。
(4)質の高いコーチ陣
メソッド・教材に加えて、出来不出来をもっとも左右するのは、コーチの質でしょう。
プログリットのホームページには次のように書いてあります。
専属コンサルタントは
採用率0.85%(※)を通過した
ビジネス英語のプロ
※2019年5月~2020年4月のコンサルタント応募者・採用数より算出
こまかな採用基準は示されていないので、無料カウンセリングの際にぜひ詳しくきいてみてください。
■おかんの視点
私はこれまで2人のコーチに担当していただきました※が、参考になるかと思いますので、この2人のコーチのことをご紹介しておきましょう。
※週1回コースから月1回コースに切り替えたタイミングで担当コーチが替わりました。
英語レベル
まず、いうまでもなく、英語レベルはかなり高いです。
私の担当コーチは、
1人目:帰国子女でアフリカなど海外でも仕事をされていた方
2人目:高校まで日本で過ごし、大学で留学して海外で就職されていた方
でした。
特に2人目の日本育ちの方の、留学で英語に苦労された経験談を交えてのアドバイスは、同じ非ネイティブの英語学習者にとってとても参考になりますし、モチベーション維持にも役立ちました。
「私も留学中にこのアプリを使ってこんな勉強していて、こういう成果が出ました」
「留学中周りは普通に英語話せる人ばかりっていう当たり前の状態に落ち込んで・・・。それで自分も英語漬けになるために、家でひたすら英語で独り言を言ってました。たとえば・・・ 」
そして、コーチ担当時も、継続してご自身の英語を研鑽されていて、オンライン英会話の悩みを相談したした時も
「私もNative Campでいまこの教材使ってやってて、講師と会話していると、え、あなたそんな風に考えるの?と新鮮な驚きがあることもあるんです!」
という話をしてくれました。
この話を聞いて、この人の言うことは信頼できるなと感じた記憶があります。
■ビジネススキル
特に、仕事で英語を使いたいと思っている場合は、英語で仕事をした経験があるかどうか、が重要なのではないでしょうか。
2人とも、英語学習ビジネスにずっと携わってきた、というわけではなく、いろいろなビジネス経験をしてここに行きついた、という経歴だったので、時には仕事の相談にのってもらうこともありました。
英語学習をするうえでは仕事との両立も重要なので、仕事の問題の解決は、学習時間の確保やモチベーション維持という意味で、英語学習にも役立ちます。
ビジネスでの利用を目的としているのであれば、無料カウンセリング時にしっかり伝え、コーチの中でも特に海外でのビジネス経験をしっかり積んだ方をあててもらうようにしましょう。
■社内でのノウハウ・スキルの共有
時々、「英語の勉強法について研究していたら、おかんさんにぴったりの記事見つけたので送りますね!」とLINEで送ってくれたりして、ご自身でも英語学習に関する情報収集をされているようでした。
使えるアプリや参考になるYouTubeなどを紹介していただくことも多かったです。
また、コーチ個人での情報収集だけでなく、コーチ同志で情報交換されているようです。
「おかんさんみたいに、育児と仕事でほとんど時間が取れないような人に対してどういう学習習慣が良いか、ミーティングの時に他のコーチにも相談してみたんですけど・・・」と、他の受講者のケースを参考にしたご提案をいただくこともありました。
3.ビジネス英会話3か月コースを受けてみた(2020.3-6)
(1)費用
①契約費用
ビジネス英会話コース3か月 599,500円(入会金含む・2022年6月現在)先払いです。
受講終了後ハローワークに一般給付金制度の申請をして、10万円の給付を受けました。
②契約以外にかかった費用
契約した受講料以外でも費用がかかりました。
コミコミ価格だと思っていたので、ここは注意が必要です。
・オンライン英会話サービスの費用(月額7,000円ほど)
・市販アプリの購入費用(1件1,000円前後)
・VERSANTテストの追加受験費用(3,500円程度/回)
教材は基本料金に含まれるのですが、提供された紙の教材(英作文や英単語)のアプリ版を用いたほうが効率的に学習できるな、と思った場合、アプリ版の購入費用は自費となります。
私の場合は3か月コース+継続6か月コースの9か月の間に単語2教材、英作文2教材を購入しました
ただ、現在は単語も英作文も、プログリットが独自に開発しているアプリ教材があるので、市販の教材を使う機会は減っているかもしれません。
また、VERSANTテストもコースごとに一定回は料金に含まれていますが、中間チェックポイントを設ける場合などは追加料金を払って受験します。
ただし、VERSANTはプログリットを通じて申し込めば、割引価格で受験できます。
私が受けた3か月コースは、開始前と終了時点の2回はコースに含まれていましたが、1か月半経過時点でチェックポイントを設けるため1回追加しました。
(2)どのように進んでいくか
コースが始まるまでの流れは以下の通りです。
無料カウンセリングを受ける
⇒ コース/期間、担当コーチ、曜日・時間、開始日を確定させて契約、支払する
⇒ 教材を受け取る
⇒ 初回面談よりいよいよスタート
そして、毎週の面談を経て、卒業式を迎えます。
①無料カウンセリング
まずは無料カウンセリングです。
プログリットのHPで申し込みを行い、通学の場合は希望校で、オンラインの場合はオンラインで受けます。
私はオンライン希望でしたので、オンラインで受講しました。
無料カウンセリングは専門のカウンセラーが対応してくれます。
カウンセラーは相談に乗ると同時に営業担当でもあります。
60分のカウンセリングの中では、次のようなことを行ってくれます。
・英語習得の目的のヒアリング
・プログリットの独自メソッドとサービスの紹介
・現在の英語レベルのチェック
・英語レベルに応じたコース・期間、期間中の学習の進め方の提案
・契約内容の説明
・契約を行う場合の、希望曜日・時間と担当コーチの空き枠確認
英語のレベルチェックでは、私のTOEICの点数と、リスニング力に開きがあるらしいということもわかりました。
そこからレベルをあげていくために、どういう学習方法が効果的か。
アドバイスをいろいろいただきました。
実際にプログリットと契約をしなくても、プログリットの独自メソッドを聞くだけでも参考になります。
私はそれまで一つの教材をやりこむ(が、途中でやめてしまう)ということを続けていたのですが、それよりも、伸ばすべき能力を分解し、それらに特化したトレーニングを組み合わせて学習する、という考え方は、目から鱗でした。
そして、それをやってみたい、その学習方法を身に着けたい、と思いました。
また、私は他社のサービスも並行して検討していたので、そのことについても話しました。
それに対しては、競合各社のサービスとプログリットの違いについて説明してもらったり、他社のサービスと私の目的が合致していない点なども指摘していただき、(もちろんプログリット優位に話はすすむのですが)自分にあったサービスを選ぶうえで、大変参考になりました。
なお、カウンセリング中に契約を決めることもできますし、他社のサービスと比べたり、冷静に判断したい場合は、保留することも可能です。
私は保留し、1週間時間をもらいました。
カウンセリング当日に決めれば安くなる会社もあります(プログリットも当日中の契約は「今すぐ割」で2万円引き:2022年5月時点)が、その場合、予め本命の会社のカウンセリングを最後に持ってくるか、本命の会社と同日にカウンセリング日を設定するとよいでしょう。
「今契約しないと損しちゃう」という焦りは、あなたの判断を狂わせがちです。
また契約前に空き枠を抑えるため、コーチの割り当てと週次面談の曜日・時間の設定をします。
コーチの割り当てですが、カウンセラーも各校に所属しているので、彼らがよく知っている、所属校のコーチから、あなたにあったコーチをあててくれます。
通学されるなら当たり前かもしれませんが、オンラインでもそうでした。
オンラインでの無料カウンセリングを担当していただいたカウンセラーが所属する校舎に所属するコーチを紹介してもらうことになりました。
さて、初回の面談までは、このカウンセラーがコーチ替わりです。
私の場合、空き枠の都合から、初回面談までに時間があったので、教材を先に送ってもらい、カウンセラーのアドバイスを受けながら文法・英作文の学習を始めました。
せっかくなので、受講開始日までの期間、カウンセラーを使い倒しましょう。
②初回の面談
さて、いよいよ初回の面談。
私の場合はオンラインでしたので、Zoom。(今はGoogle Meetのようです)
初回の面談は、お互いの自己紹介から。
英語とはどのような付き合い方をしていて、さらにはこれまでどういう仕事をしてきたか。
特に、仕事で英語を使いたいと思っている場合は、「英語で仕事をした経験があるかどうか」が重要なのではないでしょうか。
そして、使用するツールやトレーニング内容の説明を受けました。
トレーニング内容については、各トレーニングの目的と、目的に照らして意識すべきポイントを説明してもらいます。
ひとつひとつ完璧にしなきゃと思いがちですが、目的を明らかにすることで、重視すべき点と気にしなくてもよい点も教えてもらえるので、学習効果を高めることができます。
私はしょっちゅう、「こういうところが課題とおもっていて・・・」という相談をしていたのですが、「それは今のレベルで気にしなくていいです!それよりも発話を速めるほうが大事!」などと一刀両断されたりして助かりました。
③面談から次の面談まで
面談が終わるとまず、1週間のタイムスケジュールを決めてコーチに共有します。
私が開始した当初はGoogleシートへの入力ですが、今はアプリで登録する形になっています。
予定の登録が終わると、その後は決めた内容を自習し、学習記録していきます。
予定の登録は、例えば、私の場合は平日、
・起床後子どもが起きるまでシャドーイング25分
・朝家事中 英作文10分
・家から駅まで徒歩で英作文5分
・電車に乗っている時間 多読10分
・駅から会社まで徒歩で単語15分
・昼休みにオンライン英会話25分
・会社から駅まで単語 10分
・電車+ホームで多読15分
・駅から保育園までのお迎えで英作文10分
というような感じで設定していました。(実際は時間の長さではなく、時刻で登録しています)
学習記録は担当コーチも確認できるので、うまく学習時間が取れないようなときは「最近どうですか?」とコーチからLINEが来ることもあります。
また、方法があっているか確認したいとか、学習していてわからないことがでてきたら、生徒が先生に質問をするように、LINEで気軽にコーチに質問できます。
コーチのお休みの日以外なら、1日以内に返信があります。
私も「リーディングの時間をなかなか取れないんですが、良い方法ありますか?」とか「昼休みにお弁当食べながら見るのにちょうどいいYouTubeないですか?」とかちょくちょく聞いて、ルーティンを組み替えたりしていました。
このとき、質問だけでなく、勉強をして気づいたことや課題に感じたこと、新しく試したことなどを共有しておくと、次の面談の内容がより充実します。
また、面談の前日には、アプリ上で1週間の振り返りを記載し、コーチに予め共有します。
私が当時書いていたものを見返してみると・・・
単語は品詞があやしいものがいくつかある
英会話では言いたいことは言えているような気がする
今週は仕事が忙しくて昼休みに食い込み、英会話の時間がほとんどとれなかった
これをすることで、コーチも事前にいろいろ考えておいてくれるので、面談の内容が濃くなります。
たとえば、オンライン英会話中、自分では言いたいことを言えている気になっていたのに、面談でコーチに「フリートークして確認してみましょう」と言われてやってみると、「WPM(1分あたりの単語数)50くらいですかねー(TOEICのリスニング音声はWPM150くらい)」と言われて天狗の鼻をぽきっと折られたり・・・。
また、私はあるときから、この振り返りの記載を英語でするようにしました。
英作文の練習になりますし、面談時にフィードバックをもらうこともありました。
④毎回の面談の内容
面談では、前半の30分くらいをつかって、勉強するうえで課題に思ったことをコーチに話し、どのように解決すればよいかを話し合いました。
はじめのほうでは、勉強の内容というよりは、勉強の時間がうまく確保できないことについて話し合っていたことがおおかったです。
自分だけで考えるのでなく、第三者の視点で見てもらうことで、見えていなかった解決法に出会えることもあります。
例えば、多読の時間がうまくとれないことが課題だった時、「保育園にお迎えに行く前に、駅で少し時間を取っては」というアドバイスをもらい、目からうろこが落ちました。
面談の後半30分くらいでは、単語や英作文のテストをして進捗を確認し、次に進むか、それともステイか、などと次の1週間にやる内容を決めました。
また時々、ディクテーションやスピーチのテストもして、過去のテストと比較しながら進捗を確認したりしました。
この抜き打ちテストは結構ターニングポイントになることが多く、モチベーションが上がるきっかけになります。
勉強を続けていると、自分ではできたような気になっていることも多く、テストでできていないことが明らかになると、ものすごくショックです・・・。
が、ショックから立ち直れると、がぜんやる気が出ます。
伸びを意識するなら、この抜き打ちテスト、とても大事です。
⑤3か月の学習内容
はじめは、英文法+単語+英作文+リーディング+シャドーイングを各30分/日目標。
このうち、英文法は、はじめの2週間くらいで基礎のおさらいをし、テキストの巻末テストで十分点数が取れていたので、その時点で終了しました。
その後、単語と英作文の蓄積がある程度できてきた1か月経過後くらいに、オンライン英会話を開始しました。
それからは、単語+英作文+リーディング+シャドーイング+オンライン英会話を続けていきました。
内容は毎週の面談でコーチと相談しながら、次に進むか進まないか、さらに負荷をかけるか、など調整しました。
こういうさじ加減はなかなか1人では難しいです。
このさじ加減で自分の伸びが変わってきます。
筋トレの負荷調節と同じですね。
3か月を終了する時点で、継続コーチングを契約するか否か、迷った要因の一つです。
(3)コーチとのコミュニケーション方法
コーチとのやりとりは、
- 毎週1回1時間の面談(通学orオンライン)
- LINEでのチャット
- 「学習管理」アプリによる学習状況の共有
- Google Sheet、Google Driveによる資料の共有
- 毎日のシャドーイングの添削(コーチの休日は添削専門員)
で行います。(私がコーチングを受けていた2021年12月時点)
面談と面談の間は、学習状況をアプリ上で共有し、それ以外の相談や連絡などをLINEでやります。
「学習管理」アプリには、
- 1週間の学習計画作成
- 自習した学習記録
- 面談に向けた1週間のレビュー入力
の機能があります。
面談後に1週間の予定(何曜日のどの時間にどのトレーニングをするか)を設定しておき、それに対して、いつどれくらいどの範囲をやったか記録できます。
予定を消化したら、アプリが祝福してくれるのがうれしいです。
また、外部のサービスを利用して行う英会話はコーチが学習状況を把握できないので、このアプリに英会話での振り返りや気づきを入力し、コーチに共有します。
私は、「学習管理」アプリやLINEでコーチに気づいたことを時々伝えていましたが、この、コーチに伝えるために「気づきをアウトプットする」という行為は、効率的に英語力をあげるうえで大事だと思います。
自分が何ができていないか、課題と感じて取り組んだことに対してどういう成果が出たか、自分にどういうブレインロックがあることに気付いたか。
コーチが壁打ち相手になってこれを引き出してくれるので、自己理解を深めながら自分に合った学習計画を立てられるのが、英語コーチングのよいところです。
(4)進捗確認テスト
①小テスト
毎週の面談では、学習上の課題をご自身とコーチでお互いに確認するため、単語や英作文、時にはディクテーションやスピーチのテストを行いました。
テストの内容は人によって異なりますが、テストの結果や受けてみての手応えは、1週間の学習状況とともに、次の1週間のテーマや学習の進め方をコーチと議論するうえでの検討材料になります。
1時間って案外短いので、面談時間内にテストをできないこともありました。
そういうときは、単語テストの問題と解答だけもらって、面談後に自分でやり、結果を共有して次の1週間の学習範囲を決めるということをしていました。
②VERSANT
プログリットでは、受講開始時と受講終了1週間前の2回、VERSANT※のテストを受けます。
※Versantは「英語を聞いてから英語で話す」という実際のシーンに沿った英語のコミュニケーション力を測るテストで、多くの英語コーチングサービスで進捗確認に使われています。
VERSANTは、文章構文、語彙、流暢さ、発音の4つの要素で英語でのコミュニケーション力を測るテストです。
この結果を見ながら、どういうところが伸びて、どういうところに課題があるかをコーチと話し合い、今後の戦略を立てます。
流暢さを上げようと頑張れば、今度は文章構文が下がる、というように、なかなか一筋縄ではいかないテストですが、英語力を総合的にどうあげていくかを各要素に分解して考えていくうえでは、進捗状況の確認として参考になるテストです。
英語を4技能に分解してそれぞれを鍛え上げる、というプログリットのメソッドとも合致しています。
(5)英語の勉強は継続できたか?
さて、皆さんが気になるのは、ちゃんと勉強時間を確保できたか、それを継続できたか、そして成果が出たのか、でしょう。
プログリットを検索すると、「プログリットは睡眠時間を削らないといけない」という話も出てきて不安になります。
結論、継続にはとても苦労しましたが、なんとか3か月やり抜きました。
そして、得られたものは英語力+α。
①勉強時間の確保
プログリットでは1日3時間の勉強の指導が基本ですが、結果的に私は「平日のみ1日2時間、休日はできるときにやる」に落ち着きました。
ここで重要なのは、何を優先するかを明らかにし、コーチと共有することです。
フルタイム勤務で1歳児をワンオペで育てながら英語の勉強を3時間するって・・・
できる、と思います。
短期間なら!
しかし、私はそれをしませんでした。
日々の行動を書き出してすきま時間を洗い出し、すきま時間でも勉強できる方法をコーチに提案してもらい、試行錯誤した結果、「フルタイム勤務」×「ワンオペ1歳児育児」で3時間勉強するためには、睡眠時間を1日6時間にしないとできないことがわかりました。
それを踏まえて「睡眠時間の確保」と「結果を出すこと」を天秤にかけたところ、「睡眠時間の確保」の圧勝でした。
あくまでも主役は自分なので、何を大事にするのかは自分で考え抜かなくてはなりません。
初心者の多くは、こう尋ねる。「どの戦略が一番良い?」
本書をここまで読んだ読者の皆さんは、もう答えをご存じのことだろう。戦術を使う人間の個性を考慮に入れずに、どの戦術が最適か判断できるわけがない、と。
Dark Horse 「好きなことだけで生きる人」が成功する時代 ートッド・ローズ (著), オギ・オーガス (著), 大浦 千鶴子 (翻訳) 三笠書房
自分に適した戦略を見極めることが、成功するための秘訣なのだ。
Dark Horse 「好きなことだけで生きる人」が成功する時代 ートッド・ローズ (著), オギ・オーガス (著), 大浦 千鶴子 (翻訳) 三笠書房
トッドローズ著「Dark Horse」にもありますが、勝ちパターンは人それぞれなので、自分が最もモチベーションが上がる方法を各々で見出し、それにあわせた進め方を設定するのがよいのではないでしょうか。
この、自分だけの「勝ちパターン」をコーチと一緒に探す、という使い方も、英語コーチングにはあるように思います。
話は脱線しましたが、私は自分の勝ちパターンを考え直したうえで、この結果をコーチと共有し、平日1日2時間の勉強を前提として目標をたてなおしました。
②継続
とはいえ、毎日2時間勉強するのもなかなか難しいです。
当初は以下のすきま時間を活用していましたが、毎日この時間すべてもれなく取り掛かれるかというとそうはいきません。
- 朝子どもが起きる前
- 朝食準備の間
- 家から最寄り駅までの徒歩時間
- 電車に乗ってる時間
- 会社の最寄り駅から会社までの徒歩時間
- 会社到着から始業まで
- 昼休み
- 会社から会社の最寄り駅までの徒歩時間
- 電車に乗っている時間
- 駅から保育園までの自転車時間
- 子どもが寝たあと
歩いているときに考え事したり、子どもがはやく起きてきてしまったり、昼休みをランチに誘われたり、残業で電車がぎりぎりで走ったり、子どもと寝落ちしたり、仕事がうまくいかなくて何をやる気もおこらなかったり・・・
どういうときにうまくいって、どういうときにうまくいかなかったのか、を面談時に共有し、勉強をするときの心得や、状況と勉強内容のミスマッチがないか話し合ったりすることで、毎日の学習ルーティンを、自分の生活になじみやすいように変えていくようにしました。
このとき、コーチから言われた言葉。
「勉強方法についてはあれこれ工夫しようと思わずに、私に任せて、おかんさんは勉強に集中してください」
1週間に1回、面談でこのような調整をおこなうことで、モチベーションを維持し続けることができました。
(6)3ヶ月経過してみて、英語力はどれくらい上がったか?
前述のとおり、1日2時間程度、しかも休日はシャドーイングくらいしかできませんでしたが、3か月やりきりました。
その結果は・・・?
■VERSANT
まずは、VERSANTのスコアから。
〇BEFORE:39点
ゆっくりはっきり話されれば、簡単な日常会話を理解できる。 仕事に関する具体的な作業の実行を求める簡単な要求や指示を理解できる。
地図や旅程表を示しながら、簡単な道案内を行うことができる。 基礎的な表現を使用して、簡単な意見を述べることができる。
〇AFTER:46点
基礎的な医学的アドバイスを理解できる。 視覚的な補助とともに標準的な速度で話される指示を理解できる。
簡単な語句で、仕事に関する問題の頻度を説明できる。 簡単なビジネス取引において、定型的表現で申し出を受け入れることができる。
38点が日本人の平均、英語でビジネスをするには47点(CEFR(ヨーロッパ言語共通参照枠)の「B1」(自立した言語使用者))からが目標とされているので、あともう一息といったところ。
英語で仕事をするイメージが持てていなかったので、それが手に届くところまできたのはうれしいです。
■会話レベル
それでは、実際の英会話での「英語で会話できる」感覚はどうだったでしょう。
〇BEFORE
・オンライン英会話はいつもドキドキ。
・相手の質問が聞き取れず、どう返していいかわからない。
・いざ話そうとおもうと文法がめちゃくちゃ。
(Is the car is expensive?とか疑問分でisが2回出てきたりとかはざら)
→話す前に一度頭の中で文を組み立ててから話す
〇AFTER
・フィリピン人相手のオンライン英会話にはなれた。むしろ会話することが楽しみ。
・基本的な文法は考えなくても口に出せる。
・ただし、ゆっくり。単語がぽつぽつ出る感じ。
・伝えたい意味の単語がうまくでてこなくて詰まることが、「たまに」に減った。
(録音を聞いてみると、たどたどしい・・・)
正直な感想は「3か月でもっと話せるようになっていると思ってたのに・・・」。
この率直な感想をコーチに伝えたところ、言われたこと。
「VERSANTを〇点から〇点にあげるには、〇時間の勉強が必要といわれています。おかんさんの目標到達にはあと〇時間必要なので・・・1日2時間だったらあと2年半かかりますよ」
えっ・・・・?!
3か月でペラペラになるんじゃなかったの???
衝撃です。
そんなの始める前に言ってよー!!
3か月後にどのくらいのレベルの達成が期待されるか、契約前の無料カウンセリング段階で、ちゃんと確認しておきましょう!
3か月時点での英語の成果は期待とは違いましたが、それ以外に得られたもののほうが私にとって大きかったです。
なぜなら、この経験を経て、子育てをしながら会社員として働き、自分のことを常に後回しにしていた私が、人生に対する主体性を取り戻したように思うからです。
4.プログリットでの英語学習を通じて得られたもの
1歳児を育てながら、育児と家事と仕事以外の何かをするには、普通の生活では無理です。
しかし、お金を使って無理やりやることで、開けた道がありました。
たまたま私の場合は「英語学習」でしたが、「育児と家事と仕事以外の何かをするためにお金を使う」というのは、私にとってとてもいい選択でした。
①何を優先し、何を捨てるのかの判別がつくようになった
②習慣化する方法を習得した
③中長期的に英語力を培うための英語の学習方法を習得した
④英語が使えることで見える世界を垣間見た
⑤育児に対する意識が変わった
睡眠時間8時間確保し、7時間半働き、1歳児のケアをし、2時間勉強。
これまでの私にだったらできないことです。
しかし、無理やり勉強時間を捻出しようとしたことで、無駄がそぎ落とされました。
私がやったのは、以下のようなことです。
①1日にやっていることを洗い出す
②TODOの数とそれらにかけている時間を把握する
③時間割をつくってすきま時間を見つけ出す
④TODOの数とかけている時間を減らし、すきま時間をさらに捻出する
⑤試行錯誤してすきま時間とトレーニングの最適な組み合わせを見つける
これらを通して、英語力が向上するばかりでなく、日常生活は効率化され、自分の人生に対して主体的になれ、自分に自信を持てました。
具体的に、私にどのような変化が起きたのか、英語学習面とそれ以外にわけて書いていきます。
(1)英語学習面
①学習方法を確立できた
【BEFORE】続けられない、勉強方法があっているか自信がない
【AFTER】勉強方法に迷わない、自信をもって毎日取り組める
プログリットを始める前の私は、英語ができるようになったらいいなぁと夢を見て、いろんなテキストやアプリに手を出してはうまく続けることができず、何も積み上がっていませんでした。
また、自己流で学習をしていたので、これが本当に実力に繋がるのか、不安を抱えながら勉強していました。
英語を話せるようになりたい気持ちはあっても、この方法であっているのか確信できず、継続できませんでした。
しかし、英語コーチングに取り組んだことで、英語の勉強方法を定めることができ、この方法を積み重ねればいい、と自信を持って英語の勉強を続けることができました。
また、時々これであっているかな?と不安になっても、コーチの指導により、間違っていた場合に修正をすることができました。
②学習を振り返ることにより、学習がより効果的なものになった
また、定期的に英語の勉強方法を振り返って学習方法を見直すことも、コーチングでよかったことです。
具体的には、
- 学習効果が出ているか
- 効果が出ていない場合に何が間違っているのか
- 勉強方法に無理がないか
- 今どういうところが課題になってるか
などを確認し、勉強方法を見直し、勉強方法や範囲を微修正し続けることで、効率的に勉強に取り組むことができました。
学習を振り返り、試行錯誤して、自分の思考や生活リズムにあった勉強方法にカスタマイズしていったのはとても良かったです。
自分一人だと、振り返っても「できないこと」にフォーカスしがちですが、コーチがいることで「できたこと」に目を向けて勝ちパターンを見つけられたり、できなかった理由を分析して別の方法を提案してもらえたりしました。
(2)視野の広がり
英語学習だけでなく、英語コーチングを通じて「英語を使えるようになることで見える世界」を垣間見たのも、英語コーチングの大きな成果でした。
具体的には、英語学習を通じ、次のような発見や出会いがありました。
- 語学は生涯学習だと知った
- 英語が使えると、ネイティブだけじゃなく世界中の人とコミュニケーションを図れると気づいた
- 子どもの英語学習に関心を持った
①語学は生涯学習だと知った
そもそも、私は3か月でペラペラになると思っていたくらいなので、語学が生涯学習であることをしりませんでした。
プログリットアンバサダーでもある本田圭佑氏が世界で活躍してもなお、英語を継続的に学んでいることや、私の担当コーチもまたオンライン英会話をして学習していることを知り、衝撃を受けたものです。
考えてみれば、日本語でも、どう声をかければ心を開いてもらえるか、どういえばこちらの要求が相手に伝わるか、どういう言葉を選べば相手に刺さるか、を常に考え続けているので、当たり前と言えば当たり前。
日本語でのコミュニケーション力も、筋力のように、鍛えれば伸びるし、使わなければ衰えます。
しかし、外国語となると、なぜか習得しきれるものと考えてしまっていました。
このことに気付いてから、日常生活に英語を組み込んでおくことの大切さを知り、プログリットを始めて2年以上たった今も英語を学ぶ日々を続けています。
②英語が使えると、ネイティブだけじゃなく世界中の人とコミュニケーションを図れると気づいた
また、オンライン英会話を通じて気づいたのは、英語が話せると、非ネイティブの外国人ともコミュニケーションが取れる、ということ。
私はネイティブキャンプを普段の英会話練習で使っていましたが、ネイティブキャンプはフィリピン、セルビア、ナイジェリア、カメルーン、インドなどの、非ネイティブの講師がいます。
そんな講師たちと話していると、ときどき不思議な気分になります。
お互い母国語じゃない言葉でコミュニケーションをとって、お互いの文化や考えについて話し合っている。
これは非ネイティブのサービスを使っていたからこそ、気づいたことかもしれません。
また、Hello Talkという言語交換SNSを使ったりすると、設定次第でシンガポールや香港、フランスなどの異性からめっちゃ連絡が来てチャットしたりしてました(それはそれで貴重なモテ体験でした)。
こういうことを通して、英語を使おうとすれば、同じように英語を使ってグローバルに人とつながろうという意欲のある、前向きな人たちと交流できるのだ、と気づきました。
周りに前向きな人が多くなる、ということだけでも、自分の人生に良い影響があると思いませんか?
■非ネイティブ中心のオンライン英会話
③子どもの英語学習に興味を持った
これもオンライン英会話なのですが、時々私と同じように、幼児を育てるフィリピンママ講師に担当してもらうことがあり、時々子育ての話題になります。
そこで聞いた、フィリピンの英語教育事情をきっかけで、私は自分の子どもの英語教育について考えるようになりました。
フィリピンの英語講師たちは、赤ちゃんの頃から子どもに英語で話しかけたり、「What is this?」と自分の耳や鼻などを指さして英単語を教えたりしているそうです。
そこから、幼児英語教育についていろいろ調べ始めたのは言うまでもありません。
そして、私が英語を学ぶ姿勢に対し、子どもも感じるものがあるようで、子どもにも英語と親しもうという姿勢が見られます。
(3)自分らしく生きるためのブースター
そして、ここまで英語の話をしてきましたが、皆さんにお伝えしたいのは、英語学習以外での効果です!
英語コーチングを通じて得られた英語以外のこと。
それは、「私が私らしく生活を送れるように、頭と時間を使う」ということでした。
それまでの私は家族や会社を優先し、自分にかける時間とエネルギーがほとんどありませんでした。
しかし、英語学習を通じてこれをやったことによって、私は自分を取り戻すことができた気がします。
「自分らしく生きる」方向へと人生の舵を切ることができたのです。
具体的にできたことは、次の3つです。
- 生活を徹底的に見直した
- 習慣化のプロセスを体得した
- 自分の価値観を明確にできた
①生活を徹底的に見直した
英語学習の時間を作ろうと思うと、自分の生活を全て見直し、必要なもの/必要じゃないものを見極めなくてはなりません。
私は自分のタスクを書き出す中で、「私はこの生活の一体何に不満を持っているか」を見つめました。
朝起きてから家を出るまで、家に帰ってきてから寝るまで、買い物の頻度・店・内容など、書き出してみると、びっくりするほどたくさんの項目があります。
そして私は3つのことに気づきました。
- タスクの数が多すぎて疲弊している
- 家事にワーキングメモリーを割かれることに不満を感じている
- 子どもはかわいいけれど、育児は精神的に疲れる
そこでこれらを次の3つの方法で徹底的につぶすことにしました。
- タスクをなくす、減らせる方法をみつける
- 効率的な順番に入れ替えて固定する
- 育児の時間を限定する
具体的には、たった1つのタスクでも減らせるような全自動家電(コーヒーメーカーなど)を導入したり、夕食づくりをやめて宅配冷凍惣菜を活用したり、買い物は多少割高になってもネットスーパーやAmazonを使うなど。
そうしていくうちに、自分の中でも優先順位が明確になり、時間とタスクを減らすことにお金を投じるようになりました。
また、子どもの寝かしつけをしてから起きて勉強をして・・・という生活でしたが、子どもと一緒に寝て朝早く起きるようにし、寝落ちしてまた起きるの死ぬほどつらい、という状態から脱しました。
②習慣化する方法を身に着けた
大人になってから、何かをコツコツ積み上げるのは、なかなかできる事ではありません。
子どもの頃なら部活や定期試験の勉強などでコツコツと練習をしたり勉強したりした記憶がある方も多いでしょう。
しかし、大人になって会社に就職すると、目の前の仕事に追われて中期的な視点で考えることは難しくなります。
ましてや、仕事をしながら他の何かを積み上げるなんて、なかなかできるものではありません。
一方で、社会人として生きていくうえで、身につけたい知識やスキル、考え方などは皆さんお持ちではないでしょうか?
自己啓発本に感化されてこれはやらねば、と思っても、そのうち忘れてなかなか身に付きません。
問題は、本で読んだ知識をいかに自分のものにするか。
それには、自分でコツコツと実践し、体得していくことが必要でしょう。
私は英語コーチングを通じて、「英語」をキーワードに、コツコツ実践して体得していきました。
私は英語学習をするために隙間時間をかき集め、それを学習メニューを割り当てました。
そこまでは第1ステージ、計画段階。
問題はそこからです。
立てた計画を毎日継続するというのは、また別の工夫が必要です。
1人だったら途中で歩みを止めていたかもしれませんが、英語コーチングではコーチが伴走してくれるので、歩みを止めることなく続けられます。
しかし、そうやって何か月か続けていても、外的要因か何かで足が止まることもあります。
やらないとなんだか気持ちが悪いなぁ、と足が止まらなくなるくらいまで習慣化するには、相当の時間が必要です。
私の場合は6か月でした。
人に伴走してもらって試行錯誤しながら習慣化させる経験は、この先も続く英語学習道を歩む基礎となるでしょう。
そして、一度こういう経験をすると、ほかのことを習慣化するときにも応用ができます。
私は英語学習を習慣化した後、すきま運動も習慣化できましたし、面倒な毎日の家事も、面倒と感じる前に負えられるようになりました。
そして、今はコミュニケーションスキルを高めようと、新しい習慣化に挑戦しています。
③自分の価値観をより明確にできた
①にも書きましたが、この間徹底的に自分と向き合ったことで、自分のなかでの優先順位や価値観をより明確になりました。
英語コーチングを通じて露になった私の価値観はこんな感じです。
- ネットスーパーを使って買い物の時間を減らして自分の時間を捻出する>お得な日にわざわざ買い物にいって費用を抑える
- 睡眠時間は最も重要
- 自分の人生の方向性を模索する時間>仕事をする時間
- 何も予定のない休みを定期的にとって、見失いかけた価値観を取り戻す
- 子どもと長く一緒に過ごす、より、一緒に過ごすときに機嫌のよい状態でちゃんと向き合いたい
- ワーキングメモリーは、着る服や料理よりも、勉強やインプット/アウトプットに割く
- 子どもの世話を焼くよりも、子どもに前を向いて進み続ける背中を見せたい
自分の価値観が明確になってきたら、あとはそれに合わせた生き方を選択していけばいいだけです。
自分の人生の主導権を持つのはわたし。
5.結論:忙しい育児中会社員にプログリットはどうなの?
英語コーチングを通じて、私は次のようなものを得ました。
- 英語での会話力UP
- 学習方法に迷いがなくなるので、自信をもって継続的に学習できる
- 自分にあった英語学習習慣を、日常生活に組み込める
- 英語を使えればできることのイメージが具体化し、英語学習に、より強固な動機付けができる
です。
さらに、育児と仕事に忙しい、育児中会社員にとってのメリットデメリットでは、次のようなことをお伝えしました。
- 「短期的に英語力を上げる」という観点では、英語学習にまとまった時間を割けないならコスパは悪い。
- しかし、語学は生涯学習なので、英語学習に必要なマインドセットと、学習の初速をつける意味ではとても有意義!
- 英語学習面以外の効果が大きく、家族と仕事に忙殺され、自分を後回しにしてしまいがちな育児期に、自分の人生に対する主体性を取り戻すきっかけになる。
以上の3つの理由から、中長期的視点にたてば、育児中会社員にプログリットはおすすめです。
英語ができるようになった時のことを想像したときにワクワク感があるならば、育児しながらも自分らしく生きてみたいと思うならば、ぜひ新しいチャレンジをしてみてください。
心から応援しています!
■そのほかの英語コーチングサービスと迷っているあなたへ
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