【英語コーチングスクール】申込前におさえるべきポイント3つ

英語学習

英語コーチングで、今までうまくいかなかった英語習得を目指したい!

投資して、最短ルートで英語をマスターしたい!

英語コーチングを受けようと考えられている方は、モチベーションの高い方が多いと思います。

でも、最近「英語コーチング」と名の付くサービスがやたら多く存在し、どれを選べばよいかわかりませんよね。

しかも、お高いので、英語コーチング選びは失敗したくない!

そこで重要になってくるのが、契約前の「無料カウンセリング」

自分にとって高コスパのサービスを選ぶにあたり、この「無料カウンセリング」を使いこなすヒントを、英語コーチング受講歴1年9か月の私の経験をもとにお伝えします。

この記事を読んでいただければ、各社からうまく情報を引き出し、あなたにぴったりのサービスを選べるはずです!

【はじめに】私の英語コーチング歴

私が英語コーチングに申し込んだのは、ワーママ生活に慣れてきた、子どもが1歳児クラスにあがろうという頃。

もし2人目が生まれたら今より忙しくなる。だから、今のうちにやりたいことやっておかないと、と思い立って始めたのが英語学習です。

きっかけは、たまたま、Instagramを見ていて目に飛び込んて来た、どこかの英語コーチングスクールの広告。

英語コーチングやコーチングには前から興味があったのですが、そこから真剣に英語コーチングをリサーチし始め、最終的に申し込んだのがプログリットの3か月TOEICコースでした。

  • 2020年3月~6月 3か月TOEICコース
  • 2020年6月~12月 継続コース6か月
  • 2020年12月~2021年12月 継続コース(月1回面談※)12か月
  • 現在は英語コーチングを卒業し、独学で勉強継続中

※月1回面談コースは2022年4月現在は提供されていません

2回コースを延長し、結局1年9か月英語コーチングを受けました。

その効果はこちら

そのおかげで、英語力は向上し、さらに卒業後も継続的に英語学習を続けられています

でも、そんな私でも、契約時にちょっと失敗したかな、ということがあります。

そんな私の失敗経験や実際に英語コーチングを受けて感じたことを、誰かに生かしてもらいたいと、これから契約しようと考えている人たちに向けて、この記事を書きました。

Step1.無料カウンセリングに申し込むまでの準備

(1)候補検討を通じての「自分のニーズ」探し

まずは、めぼしい英語コーチングサービスのピックアップをし、順位付けをしましょう。

ホームページの説明に魅力を感じられるかどうかで決めてよいと思います。

その際、「何に魅力を感じたのか」もメモしておくとよいでしょう。

また、逆にピンとこなかったものについては、「なぜこのサービスに魅力を感じなかったのか」も確認しておくと、その裏にある「あなたのニーズ」を見つけることができます。

ちなみに、私の場合は、通学時間をもったいないと感じ、時間節約のため、「オンライン対応」を軸に選びました。

当時はコロナ禍前でオンラインでのサービスを提供しているのは3社くらいしかなかったので、そのすべてを受けてみることにしました。

今だと、オンラインで英語コーチングを提供している会社は、

などがあります。

コースの期間、提供しているサービス、価格帯などはまちまちなので、「1年間も厳しい指導に耐えられるだろうか?」「いくらまでお金をかけていいだろうか?」「目標はどのくらいに置いておこうか」など考えるうちに、自分のニーズがだんだん洗練されてきます。

(2)申し込みは複数社

みなさんに、強くお勧めしたいことが1つがあります。

それは、複数社の話を聞くことです。

ピックアップをしていると、時々、宣伝文句に惑わされて、「私にぴったりなのはここしかない(おめめキラキラ)」という気持ちになってしまうことがあります。

しかし、一本釣りで決めてしまうと、はじめてから「あれ、なんかイメージと違う・・・」と思うことがあります。

なぜ複数社の話を聞くのを強くお勧めするかというと、英語学習などの、人の向上心を刺激するサービスは特に、気分が高ぶりがちです。

そうすると、冷静さを欠いてしまうことがあります。

英語コーチングって、高いですよね?

だから、慎重に判断しないと、後悔します

そのために、複数社の話を聞き、冷静に判断しましょう。

私も3社話を聞きましたが、納得感が違います

他の会社と比較するからこそ、よりその会社の良さに対する理解も深まったりするものです。

冷静に、冷静に。

高いお金を払うのだから、複数社の話を聞いて、冷静に判断しましょう。

Step2.いろいろ考える前に、まず申し込み!なぜなら予約が取れないから・・・

さて、候補を絞ったら、いよいよ無料カウンセリングの申し込みです。

でも先に「無料カウンセリングを使いこなすコツ」を知りたい、ですよね。

でも、その前に、申し込みをしておきましょう

なぜなら、都合が合うのが1週間先など、案外予約が取れないからです。

このブログを最後まで読んでからでもいいので、申し込みはなるべく早くしましょう

私は、普段仕事と育児に追われてなかなか時間がとれないので、有給休暇を取得して申し込みをしましたが、申し込みをするために有休1回目2社の話を聞くのに有休2回目、3社めの話はさすがに有休とれなくて週末に夫に子どもをみてもらってなんとか時間を作りました。

できれば1日でカウンセリング全社終わらせたいところ。

2週間くらい先の予定にしておけば、比較的思い通りにスケジュールを組みやすいでしょう。

ただし、その前に絶対にやってほしいことがあります。

「優先順位をつけること」です。

なぜなら、ほとんどの会社で、「今すぐ契約してくれたら割引します!」というセールスが入るからです。

できれば、本命の会社でこの「今すぐ割」を使いたいですよね?

なるべく、本命の会社を一番最後にし、優先順位の低いものから順にみていけるとなおよいです。

しかし、最終的に、本命だと思ったのに他も話を聞いてみたら、そうでもなかった、ということもあるかもしれません。

その場合は、自分にあう他のサービスに出会えたこと、選球眼を磨くことができたことを素直に喜び、損したと考えないようにしましょう。

では、早速申し込みをしましょう

改めてオンラインで英語コーチングサービスを提供している会社をご紹介します。

Step3.カウンセリング日までにしておくこと

さて、申し込みが完了したら、いよいよカウンセリングです。

でも、そのまえに、当日に向けて準備をするため、カウンセリングの流れを確認しておきましょう。

  • あなたが英語を学ぶ目的についてヒアリング
  • 現在の英語力の測定
  • 英語力と目的に応じたプランの提案
  • サービスの説明
  • 契約の手続きの説明
  • (必要に応じて)契約

この場は受け身で話を聞くのではなく、なるべく主体的に質問したほうが良いでしょう。

同じ時間でも、こちらの態度次第で得られる情報が変わってくるからです。

そこで、ここでは主体的にカウンセリングを進めていくための準備をお伝えします。

カウンセリングまでの間に、準備をしておくことは、次の3つです。

  • 質問の準備
  • 「何がしたくて、英語が話せるようになりたいのか」の明確化
  • 生活時間の見える化

その目的は、

  • サービス内容をよく知る
  • 「期待値のすり合わせ」による不満防止

です。

特に、2つ目の「期待値のすり合わせ」はとても重要です。

そして、これは私の失敗談からのアドバイスでもあります。

後ほど詳しく説明しますが、正直、英語コーチングを3か月受けたらしゃべれるようになると思っていたのですが、結果、想像していたレベルには全然到達しませんでした。

しかし、担当コーチによると、3か月でこのくらいの成果が妥当とのこと。

「え、もっと話せるようになってると思ってたのに」「そんなの先に言ってよ!」と残念な気持ちになったのはいうまでもありません。

あなたには、こういう思いをしてほしくありませんので、このパートをよく読んでください!

(1)質問の準備

さて、具体的に聞くべきポイントは、次の通りです。

 ■サービス内容をよく知るためのポイント

  • メソッドの信ぴょう性・裏付け
  • 受講期間中の学習の進め方、どのくらいの勉強時間を想定しているか、モデルケース
  • コーチの採用基準やどのようなトレーニング(英語教授面だけでなく、コーチング面も)を受けているか
  • コーチ間でのノウハウ共有や研鑽をどのように行っているか
  • 評価基準
  • コーチの掛け持ち件数、コミュニケーションツール
  • 他サービスとの違い(他社のカウンセリングで仕入れた情報も持ち出す)
  • このサービスで効果が得られやすい人、逆に効果を得られにくい人

■期待値のすり合わせによる不満防止のためのポイント

  • 自分が捻出できる時間に対して、勉強量はモデルケースと比べてどうか
  • コース完了後にどのくらいのレベルに達していると想定されるか
  • 契約金以外で必要な費用契約金以外で必要な費用

それでは、具体的に解説していきます。

 サービス内容をよく知るためのポイント

・メソッドの信ぴょう性・裏付け

これは言わずもがな、ですが、会社が掲げているメソッドの確からしさを、何によって検証しているかは確認しておきましょう。

コーチ個人の英語習得経験に基づく、とかだと、そのコーチと癖や考え方が異なる人にとっては、あまり効果的でないこともあるからです。

・受講期間中の学習の進め方

平日/休日のあなたの生活にどのように学習を組み込めそうか、また、学習方法をどう変化させていくのか、聞いてみましょう。

どのようなスケジュールで勉強を進めるのか、どこに無理が生じそうか、イメージできると思います。

無理してでも目標達成するのか自分のペースにあわせてもらうのかでも選ぶサービスは変わってくるでしょう。

はやめにその見極めがつくと、より自分に合ったものを選べます。

・コーチの採用基準やどのようなトレーニング(英語教授面だけでなく、コーチング面も)を受けているか
・コーチ間でのノウハウ共有や研鑽をどのように行っているか
・評価基準
・コーチの掛け持ち件数、コミュニケーションツール

サービス内容やメソッドについては、こちらから聞かなくてもセールストークで話してくれるはずですが、その質を担保するために、どのようなことを社内で取り組まれているのかは確認しておきましょう。

せっかくメソッドがよくても、コーチがはずれだとすごく残念!

また、例えばビジネスで使える英語を学びたい場合、英語学習面だけでなく、自分の英語使用シーンに近い経験をされた方をあててもらえそうかどうか、確認しておきましょう。

英語でのビジネス経験が豊富なコーチのほうが、ビジネスの取り組み方なども含めた、幅広い情報やアドバイスをもらえる可能性が高いからです。

・コーチの掛け持ち件数

英語コーチングのカギは、コーチとのコミュニケーションです。

コーチがどのくらいの人数を同時に担当しているのかで、コーチのコミュニケーションの質も変わってきますので、聞いてみましょう。

・他サービスとの違い

他に候補として考えているサービスがあるのでしたら伝えて、評価を聞いてみましょう。

競合サービスを研究しているので、自社サービスとの違いについてもちゃんと説明できるはず。

あなたの目的に対し、その、他社サービスはどういうところがあっていてどういうところがあっていないか、というアドバイスは参考になります。

もちろん、カウンセラーにとっては、自社サービスを売るのが目的なので、自社サービス優位に話が進むでしょうが、比較する中で、お互いの評価を参考にするとより選ぶポイントが明確になってきます

そして、説明を聞いたうえで、もし他社と具体的に迷っている要素があるならそれも伝えるとよいでしょう。

例えば、サービスではこちらのほうが良いと思っていても、金額がネックになるとか。

逆に、他社サービスをこき下ろすような態度であれば、私なら、その会社との契約は避けます。

そのような人をフロントに立たせる会社の体質に疑問を持つからです。

たとえ、それがそのカウンセラー個人の問題で、会社自体には問題がなかったとしても、きっと、コーチング開始後、何か違和感があったら、それがほんの些細なことであったとしても、「あの時、やめておけばよかった」と後悔することになります。

・このサービスで効果が得られやすい人、逆に効果を得られにくい人

コーチングサービスは、受ける人の思考や性格によって効果が出にくいことがあります。

逆に、コーチングの効果が出にくい人は、他の方法を取ったほうが効果がある可能性もあります。

この会社を選ぶかどうか、というよりも、コーチングにあうかどうか、という視点で、聞いておきます。

そうすると、この後お話しする、あなたの期待値と会社が想定している効果に隔たりがある、ということも防げます。

また、英語コーチングを受けるうえでの心構えとしても有効でしょう。

私が英語コーチングを受けていた時は、「コーチのアドバイスを素直に受け取れる人」は結果が出やすく、「自分の頭でいろいろ考えてしまう人」はなかなかうまく結果がでない、と言われました。 

自分の頭でいろいろ考えてしまう人は、そういう人にあった良い方法が あるはずですし、考える前に、人から受けたアドバイスに素直に従ってみる、という新しい習慣を身に着ける機会と考えてもいいでしょう。

■期待値のすり合わせによる不満防止のためのポイント

現在の英語力を測ったあとは、どこをどのように伸ばせばよいか、カウンセラーがある程度見通しを立てられていると思いますので、どのくらいの時間の勉強でどのくらいまで伸びるのか、聞いておきましょう。

・自分が捻出できる時間に対して、勉強量はモデルケースと比べてどうか
・コース完了後にどのくらいのレベルに達していると想定されるか

各社のHPには、3か月でTOEIC 〇点UP!VERSANT 〇点UP!といった、利用者の実績が掲載されています。

私たちはこれをみて勝手に期待値をあげてしまいますが、果たして、あなたの状況はこれらのモデルケースと比べてどうなのか

あなたが勉強に費やせる時間は十分といえるの?

時間を捻出する方法や時間不足を補完するための方法が何か考えられるのか?

あなたの条件を前提とした場合、受講期間終了後にどういう姿が描けるのか?

そもそも、十分でない場合、コーチングを受ける意味はあるのか?

こういったことをディスカッションしながら、期待される効果を確認しましょう。

・契約金以外で必要な費用

前項の期待値のすりあわせほど重要ではありませんが、案外モチベーションに影響するのが、予定外の費用です。

私の経験談です。(笑)

契約時には、教材は会社から提供されると聞いていたのですが、実際には、紙の市販教材は提供されるものの、その教材のアプリを利用して勉強する場合、そのアプリ購入費は自腹でした。

効率的に勉強するためにはアプリの導入が必須だとは頭でわかっているんですが、コミコミ金額だと思っていたのに有料アプリを買わなきゃいけないって、なんだか納得がいきません。

コーチから「アプリ買って勉強しないんですか?」と当たり前のように聞かれてイラっとしたり。笑

ただの意固地です。

しかし、そんなことに気をもんでいる時間がもったいないし、エネルギーの無駄です。

無駄に精神力を消耗しないためにも、予め、契約時に支払う費用以外で必要な費用がないか、確認しておきましょう。

いったんはじめたら、勉強に全集中です!

(2)「何がしたくて、英語が話せるようになりたいのか」を明確にする

どういう学習が自分に必要か、カウンセラーからプランを引き出すために、無料カウンセリングを受ける前に、自分は何がしたくて英語を話せるようになりたいのか、改めて考えておきましょう。

できれば、自分が英語を使っているシーンを映像でイメージできるくらい、手触り感があるとよいです。

そのくらいゴールのイメージを具体的にし、カウンセラーに伝えられるようにしておくと、カウンセリング時に、そこに向かってどのような勉強をしていけばいいか具体的な方法について話し合うことができます

もし、複数社話を聞いたうえで、「英語コーチングではなく、独学で勉強を進めていく」という結論を出したとしても、その時に各社から聞いた、アプローチ方法は必ず参考になります。

(3)生活時間の見える化

(1)の質問すべき事項として、「自分が捻出できる時間に対して、勉強量はモデルケースと比べてどうか」と書きました。

そのために、一度、日常生活のタイムラインを見える化して、カウンセリング時にカウンセラーに見せられるようはかたちにしておくとよいでしょう。

さらにいうと、勉強にあてられる時間を明確にしておくとよいです。

私の例です。( )が勉強できそうな時間です。

・5時50分 起床(30分)

・6時半 子どもが起きてきて朝食準備、出勤準備

・7時50分 出発・徒歩(10分)

・8時 駅到着、電車(10分)

・8時20分 会社の最寄り駅到着、徒歩で会社へ(15分)

・8時40分 会社到着、始業

・12時~13時 昼休み(30分)

・17時半 退社 徒歩で会社の最寄り駅まで(15分)

・18時 電車+ホーム(15分)

・18時20分 駅から保育園までの自転車でお迎えに(10分)

・19時 帰宅、夕食準備、夕食、入浴、寝かしつけ

・21時半 子どもといっしょに就寝

こういったものがあれば、1日2時間でそのうち1/3は「ながら勉強(歩きながら、自転車こぎながらの勉強)」だと、VERSANT〇点アップくらいが目標ですかね・・・、といった会話もできます。

まとめ

無料カウンセリングでうまく情報を引き出し、あなたにぴったりのサービスを選ぶためのポイントとして、最後に3つまとめます。

  • 話を聞くのは複数社、そして本命は最後
  • 「英語が話せるようになってしたいこと」までの道順を聞く
  • あなたの条件で、受講期間内で到達できる「ゴール」のイメージ合わせをしっかり

さあ、ここまで読んでいただけたら、あとはやるだけです。

今すぐカウンセリングを申し込みサービスを見定めるための質問の準備を始めましょう。

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