先日コンデンサーマイク、Blue Yeti nanoを購入しました。
音声収録用としてはとても音がよく満足しています。
当初は音声配信用に考えていましたが、このところ文章の執筆に多くの時間を割いているので、音声による文字入力の精度をあげるのにも使えるのではないかと思い、Yetiを使ってAndroidスマホで音声入力をする方法を考え始めました。
付属のケーブルはmicro-B(マイク側) to USB-A(PC側)でPC用だったので、Androidスマホとつなぐために、micro-B to type-Cの変換コードをまずは買ってみたのですが、届いてみるとびっくり。
micro-Bはmicro-Bでも届いたのは3.0。Yetiは2.0で、端子の形が全く違います。
「2.0と3.0じゃ全然違うのか、勉強になったわ~」と、「micro-B 2.0 to type-C」の変換ケーブルをすぐに買いなおしました。
プラグの形と長さがちょうどよさそうなこちらを購入。
2日後に届きましたが、今度は端子の形はぴったりでしたが、スマホとつないでもマイクの電源がつきません。(後日、スマホの設定を変えたらつながりました!)
そこで、原因をいろいろ調べているうち、「OTG」という単語に行き当たりました。
「OTG」とは?
ざっくりいうと、本来コントロール権をもつ親(パソコン)がないと動かない子(USB周辺機器)を、親子の関係をとっぱらってUSB周辺機器同士でつなげて操作できるようにした仕組み。
これにより、パソコンなしでもUSB機器が動くようになります。
サンワサプライさんの説明がわかりやすかったです。
そもそもパソコンと接続しないと、USB機器が動かないということすら知らなかった・・・
ということで、購入したケーブルがOTG対応じゃなかったのかも(後でよく見たらがっつり「OTG対応」と書いてある)と思い、またOTG対応らしきAmazonのケーブルを購入し2日後に届きました。
待っている間に試しに100均の変換ケーブルも試してみるかと思い、CanDoで使えそうなものを買ってきて、
「マイク」ーマイク付属の「micro-B to USB-A」ー100均「USB-A to micro-B変換プラグ」ー100均の「micro-B to type-c 変換ケーブル」ー「Androidスマホ」
でやってみましたが、相変わらずマイクの電源がつかず・・・
これもOTG対応じゃないのかもなーと思いながら、Amazonの到着を待つことにしました。
そして届いたAmazonケーブル。
が、しかし、またマイクの電源がつかない・・・
やっぱりいろんなサイトでお勧めしているような、付属のケーブル+「OTG対応USB-A to type-C変換ケーブル」じゃないとダメなの??
また買いなおす???
と、ここで立ち止まってもう一度調べてみることにしました。
たしかに、なぜか、付属のケーブル+「OTG対応USB-A to USB-C変換ケーブル」でAndroidスマホにつないでる事例はよく見るのですが、「Micro-B to type-Cケーブル」で直接つないでいるという人を全く見かけず。
でもわざわざUSB-Aを経由する原理がわからん。
そこでよーく調べていたら、「端末がOTG対応していない可能性」に行き当たりました。
早速「USB OTG Checker」というアプリを使って調べてみると、おや、私のスマホはちゃんとOTG対応している機種のようです。
そこであらためて、「OPPO Reno A(スマホ機種名) OTG」で検索してみたところ、OPPO Reno Aでは、OTG対応させるためにちょっとした設定変更が必要なことがわかりました!
そして、設定を変えてみると・・・・マイクのランプがつきました!!!
なんだ、ケーブルの問題じゃなかったのか!
ということで、はれてAndroidスマホでYetiを使った音声収録+音声入力ができるようになりました。
つなげるたびにスマホのOTG機能をONにしなくてはならない面倒くささをどう解消するのかが目下の課題ですが、音声入力の精度を高めるべく、いろいろ試行錯誤してみたいと思います!
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